CalibreでepubのCSSを変更
Sony readerのアップデートできゃー!と叫んでしまった話のまとめ。
これまでの話:
text2epubで作成したepubのデータが、今回のアップデートで外部フォントを認識しなくなってしまって、大量のファイルが文字化け。
フォントを同梱するか、CSSのフォント指定を削除するとデフォルトのゴシックフォントで表示されて読めるようになるとわかったものの、個別にCSSをいじるなんて面倒くさすぎる。
というわけで、これを。
日本語も選択できるので、まずはインストール。
設定→変換設定・共通オプション→削除するスタイル情報→フォント
この設定でとりあえず読めるようになりました。
あとは、適当に好みで。
共通オプションは全部見た方がいいかもしれません。
nextとかが強調されたりするので、章の判別とかは好みによって削除。
表紙は最初のページがボケボケの画像で表示されてしまうので、
表紙を設定するか、表紙を削除してやります。
作業としては、
本を追加(オリジナルepub)→書誌を編集(まとめて編集・表紙を削除、または指定)→本を変換(まとめて変換)→デバイスに転送
これらの作業が「まとめて」できます。
だいたい30ファイルづつくらいやっても問題ありませんでした。
作業が終わったら、ebook transferを立ち上げて、コレクションの管理を行います。
Calibreの書誌でシリーズ名をつけると、Reader内でコレクションとして認識されますが、ebook transferでのコレクションの管理ができなくなります。
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上の作業はepub(オリジナル)→epub(新)の変換なんですが、
text→epub の変換をしようとすると、おそろしく時間がかかるため、結局は
text2epubでePubに変換してから、さらに変換という方法で、とりあえず。
追記:1
Caliberで作業をすると、コレクションの中身が(おそらくファイル名で)ソートされてしまい、
ebook Transferでコレクション内を手動で並べていたりするとがっかりなことになります。
作業前にreader本体のcacheフォルダの中にあるmedia.xmlをバックアップしておくと、作業後に上書きで元の順序に戻せます。
追記:2(2013/07/31)
元のテキストが残っているなら、aozoraepub3 が改良されて使いやすくなっていますので、そちらで作り直した方がストレスがないと思います。